ソフトウェア要件定義(全25問中8問目)
No.8解説へ
UMLのユースケース図の説明はどれか。
出典:平成26年秋期 問46
- 外部からのトリガに応じて,オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現している。
- クラスと関連から構成され,システムの静的な構造を表現している。
- システムとアクタの相互作用を表現している。
- データの流れに注目してシステムの機能を表現している。
正解 ウ問題へ
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解説
ユースケース図は、UMLの図法の一つで、システムに要求される機能を利用者の視点から記述した図です。主に要求分析段階でユーザーの要件を特定するために作成され、ユースケース図を有効に活用することにより、システムの全体像を開発者と利用者が一緒に評価しやすくなる利点があります。ユースケース図では以下の要素を使ってシステムの振る舞いを表現します。
- アクタ
- システムのユーザーが果たす役割を表し、システムと活発に情報交換をしたり、システムから受動的に情報を受け取ったりする。人間、ハードウェア、外部システムがアクタになりえる。
- ユースケース
- アクタとシステムとの間の対話をモデル化したもので、アクタによって開始され、システムのある機能を実行する。システムのユーザーがシステムを利用して遂行する単位業務のひとつを抽象化したもの。
- 関連
- アクタとユースケースの関連を表す実線
- 対象
- システム化対象範囲を表す長方形
- ステートチャート図の説明です。
- クラス図の説明です。
- 正しい。ユースケース図の説明です。
- DFD(Data Flow Diagram)の説明です。
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