応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

販売数量によって有利さが逆転するという問題でしたが、解答は“ア”でした。
確かに僕も最初はそう思ったのですが、“ア”では逆転ではなく等しくなるのではないでしょうか。裏読み過ぎて“イ”にした自分が情けないだけですが、、、

これはどの地点から有利さが逆転するか、ということを聞いているのでは。
問題にはどちらが現在有利であるということが記載されていないので、その場合の逆転する個数は計算出来ないかと思います。

アは確か５００でしたね。

これは計算すると確かＡＢとも同じ値になりましたね。

ここで！５０１個売った場合はどうなるでしょうか。

６００を待たずして引っくり返るはずです。

わかっちゃいるけど間違える。日本語って難しい。

499個以下はA有利
500個でイーブン
501個以上はB有利

あんまり売れてなくてAが有利な状況と比較すると、500個を超えたら
A「Bに逆転された！」

たくさん売れてBが有利な状況と比較すると、500個を割り込んだら
B「Aに逆転された！」

竜胆さんが言ったように、どっちから見るかで「逆転」の内容は変わりますよね。
もし「400」とか(500未満)の選択肢があったらどうしよう？というお話です。
類問に当たったら次こそ自信を持って選んでくださいb

ちなみにこのテの話は、横軸に個数、縦軸に利益をとって
AとB2本のグラフを書いて説明されることが多い気がします。


いっそ選択肢に
「499」「500」「501」が並んでれば吹っ切れたのかもしれませんね。

はい、次こそは間違えません。
下手な簿記の知識の「損益分岐点」が邪魔をしました。