応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

https://www.ap-siken.com/kakomon/01_aki/pm02.html
問題自体はなんとなくで解けたのですが、解説見ても全く理解できなかったので質問させていただきます。
fについて
投資額をどれだけの期間で回収できるかという問なのですが、各年の利益を足していって投資額に到達するまでの期間  というところまではわかるのですが、減価償却費も利益と同じ扱いになっている理由が全く分かりません。
減価償却費について知らなかったので調べたところ、固定資産の獲得にかかった費用を一括で処理するのではなく、毎年少しずつ費用に計上していくもの  とありました。
このことから、減価償却費は利益ではなく、支出になるのでは？と思いました。
問題を解く時の計算式として、投資額-(利益+減価償却費)となっているのですが、支出-(利益+支出)になっておかしいと思うのですが、、、

そもそも、解説を見る限り投資額を分割したものを減価償却費としているようなのですが、それも理解できません。
まず、減価償却しているのに初年度に投資額の費用が発生していてかつ毎年減価償却費が発生しているのがよくわからないです。
また、減価償却費は固定資産に対して用いられると思うのですが、投資額をどのような用途で用いているのかが問題文からはよくわからず、投資額＝減価償却費ということに繋がりませんでした。
そもそも、投資額＝減価償却費としていて、利益と減価償却費を同等に扱っていることを考えると、5年経てば勝手に投資額がそのまま戻ってくるっていうことになりませんか？

殴り書きになってしまい読みにくい文章で申し訳ございません。

与件文にある「利益」は減価償却費を差し引いて出されたものです。
一方で、減価償却費は非現金支出費用（当該年度に実際にキャッシュは失われていない）なので
差し引いた分を利益に足し戻して、キャッシュは出てないからその分戻したよ、としています。
つたない説明ですがいかがでしょうか。

あさん(No.2)と同様の回答ですが、回答させていただきます。
本設問は実際の現金の出(キャッシュアウト)と現金の入(キャッシュイン)の視点で考えるとよいかと思います。
・キャッシュアウト(初年度)：投資額1000
・キャッシュイン  (各年)  ：利益＋減価償却費(※)
※設問４(2)解説より
  減価償却費は損益計算書に費用として計上されますが、その期中にキャッシュの流出のない非現金支出費用なので、回収期間を計算する場合は、会計上の利益（税引き後純利益）に減価償却費相当額を加えた金額をキャッシュインとして捉える必要があります。
  (補足)損益計算書の利益 = 収入 － 費用(減価償却費を含む)

以下私見ですが、質問の回答とさせていただきます。
（ご質問の趣旨と外れておりましたらすみません）
①まず、減価償却しているのに初年度に投資額の費用が発生していてかつ毎年減価償却費が発生しているのがよくわからないです。
→初年度の投資については費用に計上せず、固定資産に計上しているものと思われます。
    初年度：固定資産(資産)1,000
    １年目：減価償却(費用)200 固定資産800
    ２年目：減価償却(費用)200 固定資産600
    ３年目：減価償却(費用)200 固定資産400
    ４年目：減価償却(費用)200 固定資産200              
    ５年目：減価償却(費用)200 固定資産0

②また、減価償却費は固定資産に対して用いられると思うのですが、投資額をどのような用途で用いているのかが問題文からはよくわからず、投資額＝減価償却費ということに繋がりませんでした。
→本文に次の記載がありましたので、投資については、スマートスピーカ製品の製造が用途と考えております。
  「第2象限の一部の戦略については，すぐにB社で製品化できる見込みのものがある。」

③そもそも、投資額＝減価償却費としていて、利益と減価償却費を同等に扱っていることを考えると、5年経てば勝手に投資額がそのまま戻ってくるっていうことになりませんか？
→利益と減価償却費を(同様に)足しているのは、キャッシュイン金額を求めるためと思われます。
  （利益に非現金支出費用の減価償却費を足して算出）
  例えばですが、利益が毎年△500であった場合、当該投資に係る各年のキャッシュインは△300となり、投資額は回収できません。

ありがとうございます！
まだちゃんと目を通せていないので、明日確認してみて疑問があればまた質問させていただきます。