応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

イが不正解の理由がわかりません。
下記抜粋です。

イ（R社のキャッシュDNSサーバ）は、Y社からR社サイトへのアクセスでは使用されないので誤りです。

キャッシュDNSサーバは、DNSクライアントが最初に問い合わせる所で、ルートサーバや権威DNSサーバに問い合わせてくれる認識です。つまりすべてのクライアントがアクセスしてくる認識です。
このため、アクセスで使用されない、となっている理由がわかりません。問題文も確認しましたがそれらしき記載が見つからなかった、そもそも意味を履き違えている可能性もあるので質問させていただきました。

問題文中に、
>R社のキャッシュDNSサーバとWebサーバには，侵入や改ざんされた形跡はなかった。
との記述があります。

>キャッシュDNSサーバは、DNSクライアントが最初に問い合わせる所で、ルートサーバや権威DNSサーバに問い合わせてくれる認識です。

ご認識のとおりです。

>つまりすべてのクライアントがアクセスしてくる認識です。

認識の解釈次第で返答が変わりますが、すべてのクライアントが同じキャッシュサーバを指定していると解釈すれば誤りです。パブリックDNSサーバ、ISPのDNSサーバ、社内のDNSサーバなど利用形態は、多種多様です。

本題に移ります。
Y社がDNSサーバの指定にR社のキャッシュDNSサーバを設定していれば、イは、選択肢に入っていたと思いますが、問題文に
"Y社は，Y社が契約しているISPであるZ社のDNSサーバを利用していた。"
とあるので誤りです。

Z社のDNSサーバは、Z社のキャッシュサーバと置き換えればイメージしやすいと思います。

onoさん   陽射さん 
ご認識のとおりです。

お二人共にご回答いただきありがとうございました。
下記の一文を完全に見落としていました。
"Y社は，Y社が契約しているISPであるZ社のDNSサーバを利用していた。"

たしかにキャッシュDNSサーバは侵入や改ざんされた形跡はありませんでした。しかし権威DNSサーバの回答を中継しているわけだから、実質キャッシュDNS サーバも偽のIPアドレスを返している。と思いこんでいました。

もっと文章を読むようにします...。