答えは「エ」なのですが、「ア」も必要にならないのでしょうか？
よろしくお願いします。

問30)媒体障害の回復において，最新のデータベースのバックアップをリストアした後に，トランザクションログを用いて行う操作はどれか。

この問題ではリストアした後、「トランザクションログ」を用いる際に行う操作を問われています。
トランザクションログとは、コミット済みの処理を記録しているログです。トランザクションログを用いて復元する場合、障害発生までにコミットした処理を含めて復元します。
回答「ア」は「バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールバックする。」と書かれていて、コミット前に中断している処理をロールバックしますのでトランザクションログを用いた操作としては誤答になります。

トランザクションログを用いた障害復帰方法は、「コミット済み」、「ロールフォワード」とキーワードで覚えておくといいですよ。

お返事ありがとうございます。
理解できてなくてすみません。もう少し教えて下さい。
「ア」でも、トランザクションログを使ってロールバック(巻き戻し)すると
思っているのですが、この解釈が間違っているのでしょうか？
よろしくお願いします。

この投稿は投稿者により削除されました。(2018.10.10 15:06)

説明が下手ですみません･･･

はっきり言いますと、その解釈は間違いです。
ロールバックとは、コミットされていないトランザクションの処理を全部取り消して、障害前の状態に戻す復帰方法です。
この復帰方法では、トランザクションログは使わないです。コミット前の処理を全部取り消して戻すので、コミット済みの記録は必要ないです。

「じゃあロールバックしてトランザクションログ使えばいいじゃん！」
ロールバックするとチェックポイント(中間セーブみたいなもの)以前の変更を取り消しながら復帰します。そのため、トランザクションログは使いたくても使えなくなります。(チェックポイント以前の変更を取り消すとトランザクションログ内のデータも変更前に戻ります)

私もヌマさんのように考えていたのですが、調べてみたらどうも違うようです。
ロールバックでもログを使うようです。
解説にもありますが、この問題のポイントは「媒体障害」のようです。
「媒体障害」時は、こういう手順と覚えた方が良いかもしれません。

以下の過去問題の解説などが参考になると思います。
基本情報技術者 平成19年秋期 午前問62
  基本情報技術者試験ドットコムをご覧ください。
  （このサイト以外のリンクは貼れないそうです）
応用情報技術者 平成24年春期 午前問31
https://www.ap-siken.com/kakomon/24_haru/q31.html

いまさら聞けないさん
そうだったんですね。自分も調べてみたところ、システム障害が起きた場合などに用いるそうですね。
まだまだ勉強不足でした･･･もう少しで試験なのに･･･＾＾；

横から失礼します。

トランザクションログという用語を調べると、データベースログと同義という説明もあれば、そのうちの更新後ログのみを指すような説明もあります。

しかし、試験に限って言えば、以下の程度のことを理解すれば十分です。
・ロールバックは更新前ログを用い、ロールフォワードは更新後ログを用いる
・トランザクション障害(異常終了)時は、ロールバック
・システム障害時は、ロールバックとロールフォワード
・媒体障害時は、ロールフォワード

> ヌマさん
自分も同じような見解だったので、逆に勉強になりました。

> 助け人さん
毎度ありがとうございます。

＞ヌマさん、今さら聞けないさん、助け人さん

みなさんほど、議論できるレベルではなかったので
たいへん勉強になりました。ありがとうございました。