https://www.ap-siken.com/kakomon/03_haru/pm05.html

bの穴埋め(IPアドレス)で、以下記のように解説があります。
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IPはエンドツーエンドの通信を実現するプロトコルなので、宛先IPアドレスには最終的にパケットを届けたい相手を指定します。このため、"FW#4"や"店舗接続ルータ"を宛先IPアドレスとするのは不適切です。
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現在の私の理解度ですと、この「最終的に」という言葉が、何か不足しているのではないかと考えています。
というのも、「最終的にパケットを届けたい相手」の解釈が、［「旅行販売システムヘアクセスする場合」なのであればFW1や負荷分散装置というのもあり得る］というように認識される場合もあると考えるからです。

この「最終的に」という点について、可能であれば、補足及び解説をお願いします

「最終的」というのは、言い換えると、目的地だけ考える、目的地までに経由するルートは一切考えない、といったところでしょうか。例えるなら、東京駅から大阪駅に行くまでに、まず名古屋駅を経由して～といったことは一切考えないのがIPです。出発地（送信元）と目的地（宛先）だけが重要なのです。ルータやFWは経由する駅であって目的地ではないので、宛先にはなりません（ルータに関しては目的地になる場合もあります）。
おそらく、例えば旅行販売システムヘアクセスする場合、プロキシや負荷分散装置は"経由駅"にならないのか、と考えているかもしれませんが、経由駅にはなりません。プロキシはクライアントの代わりに通信を行ってもらうなどといった目的があるため、負荷分散装置はAPサーバへの振り分けを行ってもらうという目的があって宛先に指定しているからです。
非常に拙い説明ですが、理解していただければ何よりです。

解説ありがとうございます。非常に助かります。
あわせて確認させてください。
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おそらく、例えば旅行販売システムヘアクセスする場合、プロキシや負荷分散装置は"経由駅"にならないのか、と考えているかもしれませんが、経由駅にはなりません。
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他問題にも対応できるよう理解したいのですが、つまり「一般的にプロキシや負荷分散装置は最終目的地(IPの指定先になる)、FWはならない、ルーターはなる場合もならない場合もある」という理解で良いでしょうか？

なぜFWではならないのか？ルータではならないのか？というのを考えてみたほうがよいのでは。なんだか社会科の暗記みたいな話になってきているような気がする。
例えば、ルータ（L3SWでもいいが）でもいいじゃん、というのは、ルーティングでイーサネットヘッダのMACアドレスが変わってもIPアドレスは変わらない、というのが念頭にないからそういう発想になるのではないか。