令和4年春期午後問2  設問1(2)について

とんかつ定食さん  
(No.1)
https://www.ap-siken.com/kakomon/04_haru/pm02.html
設問1(2)の回答について、固定費の割合が高いと営業利益の増減が激しいということのイメージが中々出来ないです。
何か具体的な例などがありましたらどなたかお示し頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。
2023.09.28 07:45
元財務の末端の担当さん 
(No.2)
この投稿は投稿者により削除されました。(2023.09.28 08:58)
2023.09.28 08:58
元財務の末端の担当さん 
(No.3)
この投稿は投稿者により削除されました。(2023.09.28 08:57)
2023.09.28 08:57
2,3書いたものですさん 
(No.4)
すみません2,3を書いたものです。

先程のは思いっきり違うことを書いてしまい
申し訳ありませんでした。

固定費は家賃で考えると良いかもしれません。

家賃の高い都会で店舗を借り
商品を売る場合と

家賃の安い郊外の店舗を借り
商品を売る場合を比べるのが良いと思います。

物が売れても売れなくても
家賃の額は変わらず
必ず支払わなくてはなりません。

その時、固定費である家賃は
売上の半分程度を占める場合は
下記のようになります。

◎家賃(固定費)  150の場合
・売上    300  ・営業利益  150-変動費①
・売上    250  ・営業利益  100-変動費②

また、固定費である家賃が
売上に対して極端に安ければ
下記のようになります。

◎家賃(固定費)  10の場合
・売上    300  ・営業利益  290-変動費①
・売上    250  ・営業利益  250-変動費②

上の2つを見比べると理解しやすいかもしれません。

また誤記等ございましたら申し訳ございません。
2023.09.28 11:49
あこさん 
(No.5)
たしかに固定費の割合が高いって難しい言い方ですよね。

変動費と固定費を足したときに変動費に比べて固定費が高いってことをイメージすれば分かりやすくなる筈です。

例えば合計の費用が100で固定費が70で変動費が30みたいな状況を言いますね。
2023.09.28 12:56
とんかつ定食さん  
(No.6)
元財務の末端の担当さん、あこさん、返信ありがとうございます!

同じ売上高の中で比べて固定費の割合が高い   →    変動費の割合が低い   →   1個売れる当たりの利益が高くなる
という解釈で良いんですかね。。
2023.09.29 06:09
あこさん 
(No.7)
とんかつ定食さん

それで正しいです!
2023.09.29 09:37
jjon-comさん 
AP プラチナマイスター
(No.8)
まず,極端な例として次のような状況を仮定してみます。

・固定費は ゼロ。
・変動費は 仕入原価のみ。
・大量仕入れをしても仕入原価の単価は変わらない。
・売価は 変動費(仕入原価)に一定率の利益を上乗せして決める。

上記の状況は,
商品をたった1個作って販売した時点からでも利益が出ますから,
不景気に強いです。

ただ,商品を1個作って販売した場合も,100万個作って販売した場合も,
原価率は同じです。

--------
次に上記の「固定費は ゼロ」を
「固定費が一定額 発生する」に置き換えた状況を想定してみます。

商品をまったく作らなくても,固定費が一定額 発生しますから,
> 商品をたった1個作って販売した時点からでも利益が出ます
というわけにはいきません。
損益分岐点売上高(固定費+変動費=売上高)を越えるだけの
売上がないと赤字になります。言い換えると不景気に弱いです。

その代わり,100万個 売れてしまうような好景気であるならば,
100万個の売上における原価率は下がりますから,儲かります。

--------
以上を荒っぽくまとめると,
> 総費用に占める固定費の割合が高い状態(設問1 (2))
というのは,
不景気には儲かりにくい傾向が顕著になり,
好景気には儲かりやすい傾向が顕著になる
状態だと言えます。

> 固定費の割合が高い → 変動費の割合が低い → 1個売れる当たりの利益が高くなる
> という解釈で良いんですかね。。

1個売れる当たりの利益が高くなる,という側面がありつつ,
ある売上高を越えて初めてようやく利益が出る,という側面がある。
という表現ができるでしょう。
2023.09.29 10:50
jjon-comさん 
AP プラチナマイスター
(No.9)
なんて,回答No.8 では私の言葉で書いてみましたが,実は,
IPA発表の「令和4年度 春期 応用情報技術者試験 採点講評」では
これを簡潔にこのような文章にしています。

設問1(2)は,正答率がやや低かった。これまでA社は,売上高を増やすことで営業利益を増やすという事業戦略を採ってきた。売上高が増加すると,総費用に占める固定費の割合が高いので,営業利益の増加に大きくプラスに働いていた。しかし,景気が悪化すると,売上高が減少しても固定費は減らないので,逆に営業利益を減少させる方向に強く働くことを理解してほしい。
`
2023.09.29 10:52
とんかつ定食さん  
(No.10)
jjon-comさん
ご丁寧な解説ありがとうございます!

> 1個売れる当たりの利益が高くなる,という側面がありつつ,
ある売上高を越えて初めてようやく利益が出る,という側面がある。
   こちらの補足説明で大分腹落ち出来ました。

固定費の割合が高いと固定費の割合が低い時と比べて不景気に弱い理由もあまりピンと来ていなかった(どちらにしろ不景気になれば困るでしょ程度の認識)だったので大分理解が深まりました。
2023.09.30 06:19

返信投稿用フォーム

スパム防止のためにスレッド作成日から30日経過したスレッドへの投稿はできません。

その他のスレッド


Pagetop