情報システム戦略(全55問中31問目)
No.31解説へ
IT投資ポートフォリオの目的はどれか。
出典:平成27年春期 問64
- IT投資を事業別,システム別,ベンダー別,品目別などに分類して,経年推移や構成比率の変化などを分析し,投資額削減の施策を検討する。
- 個別のIT投資案件について,情報戦略との適合性,投資額や投資効果の妥当性,投資リスクの明瞭性などの観点から投資判断を行う。
- 個別プロジェクトの計画,実施,完了に応じて,IT投資の事前評価,中間評価,事後評価を一貫して行い,戦略目標に対する達成度を評価する。
- 投資リスクや投資価値の類似性で分類したカテゴリごとのIT投資について,企業レベルで最適な資源配分を行う。
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解説
IT投資ポートフォリオは、ポートフォリオ分析の考え方を情報化投資戦略に応用したもので、IT投資をその目的やリスクの特性ごとにカテゴライズし、そのカテゴリごとに投資割合を管理することで限りある経営資源を有効に配分することを目的とします。
経済産業省が提唱するモデルでは、IT投資をその目的にもとづき「戦略目標達成型」「業務効率化型」「インフラ構築型」の3つのカテゴリに分類した後、「事業への貢献度」や「活用度」「実現可能性」や「コスト」などの評価軸を用いて事業における位置付けを可視化します。
したがって「エ」の記述が適切です。
経済産業省が提唱するモデルでは、IT投資をその目的にもとづき「戦略目標達成型」「業務効率化型」「インフラ構築型」の3つのカテゴリに分類した後、「事業への貢献度」や「活用度」「実現可能性」や「コスト」などの評価軸を用いて事業における位置付けを可視化します。
したがって「エ」の記述が適切です。
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