業務プロセス(全11問中4問目)
No.4解説へ
業務プロセスを可視化する手法としてUMLを採用した場合の活用シーンはどれか。
出典:平成30年秋期 問62
- 対象をエンティティとその属性及びエンティティ間の関連で捉え,データ中心アプローチの表現によって図に示す。
- データの流れによってプロセスを表現するために,データ送出し,データ受取り,データ格納域,データに施す処理を,データの流れを示す矢印でつないで表現する。
- 複数の観点でプロセスを表現するために,目的に応じたモデル図法を使用し,オブジェクトモデリングのために標準化された記述ルールで表現する。
- プロセスの機能を網羅的に表現するために,一つの要件に対し発生する事象を条件分岐の形式で記述する。
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解説
UML(Unified Modeling Language)は、オブジェクト指向開発で用いられる標準表記法群で、オブジェクト間の関連や動作・構成を表現する13種の図表から構成されています。UML2.0の13の図法は表現する対象によって構造図,振る舞い図に分類することができます。
- 構造図
- システムの静的な構造をモデルで表現する。
クラス図,コンポジット構造図,コンポーネント図,配置図,オブジェクト図,パッケージ図 - 振る舞い図
- システムの振る舞いをモデルで表現する。
アクティビティ図,ユースケース図,シーケンス図,インタラクション概念図,コラボレーション図,タイミング図,ステートマシン図
- E-R図の説明です。
- DFD(Data Flow Diagram)の説明です。
- 正しい。
- ワークフローとしてビジネスプロセスをグラフィカルに記述するBPD(Business Process Diagram)の説明です。
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