調達計画・実施(全40問中21問目)
No.21解説へ
EMS(electronics manufacturing services)の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成30年春期 問65
- 相手先ブランドで販売する電子機器の設計だけを受託し,製造は相手先で行う。
- 外部から調達した電子機器に付加価値を加えて,自社ブランドで販売する。
- 自社ブランドで販売する電子機器のソフトウェア開発だけを外部に委託し,ハードウェアは自社で設計製造する。
- 生産設備をもつ企業が,他社からの委託を受けて電子機器を製造する。
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解説
EMS(Electronics Manufacturing Services)は、電子機器の設計から製造までを専門に受託するサービスや企業のことです。
電子機器の製造は技術的に高度かつ複雑であり、メーカー企業が自社内に製造ラインを設置し、維持管理するには多大なコストが掛かります。EMSの始まりはメーカー企業の下請け工場でしたが、電子機器には共通部品が多く、メーカー企業が個別の製品ごとに製造ラインを設置するのは非効率的なので、徐々に外部へ委託する形態が主流になっていきました。その結果として、電子機器の設計と製造を専門に、複数メーカーから受託するEMSという業務形態が発達しました。
電子機器の製造は技術的に高度かつ複雑であり、メーカー企業が自社内に製造ラインを設置し、維持管理するには多大なコストが掛かります。EMSの始まりはメーカー企業の下請け工場でしたが、電子機器には共通部品が多く、メーカー企業が個別の製品ごとに製造ラインを設置するのは非効率的なので、徐々に外部へ委託する形態が主流になっていきました。その結果として、電子機器の設計と製造を専門に、複数メーカーから受託するEMSという業務形態が発達しました。
- デザインハウスの説明です。
- 付加価値再販業者(VAR:Value Added Reseller)の説明です。
- ITアウトソーシングサービスの活用例です。
- 正しい。EMSの説明です。
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