経営戦略手法(全43問中9問目)
No.9解説へ
バリューチェーンの説明はどれか。
出典:令和3年秋期 問67
- 企業活動を,五つの主活動と四つの支援活動に区分し,企業の競争優位の源泉を分析するフレームワーク
- 企業の内部環境と外部環境を分析し,自社の強みと弱み,自社を取り巻く機会と脅威を整理し明確にする手法
- 財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長の四つの視点から企業を分析し,戦略マップを策定するフレームワーク
- 商品やサービスを,誰に,何を,どのように提供するかを分析し,事業領域を明確にする手法
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解説
バリューチェーンとは、マイケル・ポーターの競争戦略の中で提唱されたフレームワークで、事業活動を価値創造活動の集合と捉え、製品の付加価値がどの部分(機能)で生み出されているかを分析し、その価値の連鎖を最適化するためのフレームワークです。業務を「購買物流」「製造」「出荷物流」「販売・マーケティング」「サービス」という5つの主活動と、「調達」「技術開発」「人事・労務管理」「全般管理」の4つの支援活動に分類して、主活動の効率を上げることで他企業との競争優位を確立しようとします。
- 正しい。バリューチェーンの説明です。
- SWOT分析の説明です。
- バランススコアカードの説明です。
- 事業ドメインを設定する際に用いられるCFT分析の説明です。CFTは、顧客(Customer)、機能(Function)、技術(Technology)の頭文字をとった字句です。
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