技術開発計画(全1問中1問目)
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RPA(Robotic Process Automation)の説明はどれか。
出典:令和元年秋期 問71
- ホワイトカラーの単純な間接作業を,ルールエンジンや認知技術などを活用して代行するソフトウェア
- 自動制御によって,対象物をつかみ,動かす機能や,自動的に移動できる機能を有し,また,各種の作業をプログラムによって実行できる産業用ロボット
- 車両の状態や周囲の環境を認識し,利用者が行き先を指定するだけで自律的な走行を可能とするレーダー,GPS,カメラなどの自動運転関連機器
- 人の生活と同じ空間で安全性を確保しながら,食事,清掃,移動,コミュニケーションなどの生活支援に使用されるロボット
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解説
RPA(Robotic Process Automation)は、これまで人間が行ってきた定型的なパソコン操作を、コンピュータ上で動作するソフトウェアの力で自動化するものです。具体的には、ユーザー・インタフェース上の操作を認識する技術とワークフロー実行を組み合わせ、表計算ソフト、Webブラウザ、メールソフト、ERP(基幹業務システム)など複数のアプリケーションを使用する一連の業務プロセスをオートメーション化します。主に間接部門の業務を効率化するために使用されます。
日本の生産労働人口が減少局面にあるなか、従来より少ない人数で生産力を高めるための手段としてRPAへの注目が高まっています。
日本の生産労働人口が減少局面にあるなか、従来より少ない人数で生産力を高めるための手段としてRPAへの注目が高まっています。
- 正しい。RPAは、単純で定型的なPC作業をソフトウェアで自動化する技術です。
※ホワイトカラーは「白い襟」の意味で企業の管理部門で事務作業に従事する労働者を指します。 - ハードウェアである産業用ロボットを動かすのでRPAではありません。
- ハードウェアである自動車を動かすのでRPAではありません。
- ハードウェアである生活支援ロボットを動かすのでRPAではありません。
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