技術開発戦略の立案(全22問中5問目)
No.5解説へ
APIエコノミーの事例として,適切なものはどれか。
出典:令和4年秋期 問70
- 既存の学内データベースのAPIを活用できるEAI(Enterprise Application Integration)ツールを使い,大学業務システムを短期間で再構築することによって経費を削減できた。
- 自社で開発した音声合成システムの利用を促進するために,自部門で開発したAPIを自社内の他の部署に提供した。
- 不動産会社が自社で保持する顧客データをBI(Business Intelligence)ツールのAPIを使い可視化することによって,商圏における売上規模を分析できるようになった。
- ホテル事業者が,他社が公開しているタクシー配車アプリのAPIを自社のアプリに組み込み,サービスを提供した。
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解説
Webサービスを運営する企業によって提供され、インターネット経由でそのWebサービスの機能にアクセスできる接続仕様をWeb APIといいます。例えば、Yahoo!APIや、TwitterAPI、GoogleマップAPI、AmazonAPIなどです。
APIエコノミー(API経済圏)は、これらの他社から提供されるWeb APIを連携・活用してサービスや価値を創出する経済の仕組みのことです。APIの利用側としては自社で同じ機能を開発をすることなく利用できるメリットがあり、APIを公開する側にはサービス使用に伴う課金で収益を得るほか、単純に自社サービスの広まりによりユーザー数が増加することがメリットとなります。
したがって他社の公開APIを利用している「エ」の事例が適切です。
APIエコノミー(API経済圏)は、これらの他社から提供されるWeb APIを連携・活用してサービスや価値を創出する経済の仕組みのことです。APIの利用側としては自社で同じ機能を開発をすることなく利用できるメリットがあり、APIを公開する側にはサービス使用に伴う課金で収益を得るほか、単純に自社サービスの広まりによりユーザー数が増加することがメリットとなります。
したがって他社の公開APIを利用している「エ」の事例が適切です。
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