エンジニアリングシステム(全21問中2問目)
No.2解説へ
"かんばん方式"を説明したものはどれか。
出典:令和4年春期 問72
- 各作業の効率を向上させるために,仕様が統一された部品,半製品を調達する。
- 効率よく部品調達を行うために,関連会社から部品を調達する。
- 中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程が必要とする部品を自工程で生産できるように,必要な部品だけを前工程から調達する。
- より品質の高い部品を調達するために,部品の納入指定業者を複数定め,競争入札で部品を調達する。
正解 ウ問題へ
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解説
かんばん方式は、工程間の中間在庫の最少化を目的として"かんばん"と呼ばれる生産指示票を使う生産システムで、ジャストインタイム生産方式を実現するために重要な役割を果たす要素です。
前工程がムダに部品を多く造り、後工程に溜めてしまうという、それまでの非効率な生産を改善するために、かんばん方式では後工程の部品数が一定数以下になった時点で後工程が前工程から必要分を引き取り、前工程は引き取られた分だけを補充するという「後工程引き取り方式」で生産を行います。このとき後工程から前工程に渡される生産指示票を"かんばん"と呼ぶことから、このような生産方式を"かんばん方式"といいます。(現在ではITを利用した"eかんばん"に進化しています)
したがって「ウ」が正解です。
前工程がムダに部品を多く造り、後工程に溜めてしまうという、それまでの非効率な生産を改善するために、かんばん方式では後工程の部品数が一定数以下になった時点で後工程が前工程から必要分を引き取り、前工程は引き取られた分だけを補充するという「後工程引き取り方式」で生産を行います。このとき後工程から前工程に渡される生産指示票を"かんばん"と呼ぶことから、このような生産方式を"かんばん方式"といいます。(現在ではITを利用した"eかんばん"に進化しています)
したがって「ウ」が正解です。
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