経営・組織論(全26問中2問目)

BCM(Business Continuity Management)において考慮すべきレジリエンスの説明はどれか。

出典:令和5年秋期 問74

  • 競争力の源泉となる,他社に真似のできない自社固有の強み
  • 想定される全てのリスクを回避して事業継続を行う方針
  • 大規模災害などの発生時に事業の継続を可能とするために事前に策定する計画
  • 不測の事態が生じた場合の組織的対応力や,支障が生じた事業を復元させる力
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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:経営・組織論
解説
レジリエンス(Resilience)は、適応力や回復力という意味で、複雑かつ変化する環境下での組織の適応能力のことです。BCMは、企業が事業を継続するためにBCPを策定し、その運用や見直し、または教育や訓練などを包括的に行う一連の管理活動ですから、不測の事態で事業継続が困難になった時でもそれに対応できるような力、つまり「レジリエンス」を高めておくことが重要となります。

したがって「エ」が正解です。
  • コアコンピタンスの説明です。
  • 事業を行っている以上、全てのリスクを回避することは現実的に不可能です。BCMでは優先順位を付けて継続すべき事業を選択します。
  • BCP(Business Continuity Plan)の説明です。
  • 正しい。レジリエンスの説明です。

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