知的財産権(全25問中8問目)
No.8解説へ
MPEG-4などに存在するパテントプールの説明として,適切なものはどれか。
出典:令和2年秋期 問70
- 国際機関及び標準化団体による公的な標準ではなく,市場の実勢によって事実上の標準とみなされるようになった規格及び製品
- 著作権表示を保持することによって,ソフトウェアの使用,複製,改変,及び再頒布が認められる仕組み
- 特許料が無償でライセンスされている技術
- 複数の企業が自社の特許権をもち寄り,特許権を一括して管理する仕組み
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解説
パテントプール(Patent Pool)とは、標準規格等に関して、複数の特許権者が保有する特許を持ち寄り、一括で効率よくライセンスする仕組みです。特許権者が各々管理する場合と比較して、①複数の特許についてまとめてライセンス交渉できる、②パテントプールで一定の条件が定められるため市場価格の参考になり、③パテントプールで定められた条件は市場価格に影響するなどの強みがあります。
パテントプールの例としては、MPEG2、MPEG4、CODEX、WCDMAなどの規格があります。
パテントプールの例としては、MPEG2、MPEG4、CODEX、WCDMAなどの規格があります。
- デファクトスタンダードの説明です。
- オープンソースソフトウェアの説明です。
- オープンライセンスの説明です。
- 正しい。パテントプールの説明です。
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