オリジナル模擬試験1 問62

共通フレーム2007によれば,要件定義プロセスで実施されることはどれか。

  • プロジェクト計画の作成と承認
  • 対象となる業務の明確化
  • 費用とシステム投資効果の予測
  • 利害関係者のニーズの識別と制約事項の定義
正解 問題へ
分野:ストラテジ系
中分類:システム企画
小分類:要件定義
解説
問61に続いて要件定義プロセスの概要を説明します。

要件定義プロセスは、「プロセス開始の準備」,「利害関係者要件の定義」,「利害関係者要件の確認」の3つのアクティビティがあり、それぞれ以下のタスクが含まれます。
プロセス開始の準備
  1. 要件定義作業の定義
  2. 必要な支援プロセスの実施…4タスク
  3. 要件定義環境の準備
  4. 要件定義プロセス実施計画の作成
利害関係者要件の定義…6タスク
  1. 利害関係者のニーズの識別と制約事項の定義
  2. 業務要件の定義(業務内容・ルール・用語など)
  3. 新組織及び業務環境要件の具体化
  4. 機能要件の定義
  5. 非機能要件の定義
  6. スケジュールに関する要件の定義
利害関係者要件の確認…2タスク
  1. 要件の合意と承認
  2. 要件変更ルールの決定
問題の正解は「エ」で、「利害関係者要件の定義」アクティビティの「利害関係者のニーズの識別と制約事項の定義」タスクがそれに対応しています。
  • 企画プロセスの「システム化計画の立案」で実施されるタスクです。
  • 企画プロセスの「システム化構想の立案」で実施されるタスクです。
  • 企画プロセスの「システム化計画の立案」で実施されるタスクです。
  • 正しい。

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