オリジナル模擬試験3 問68
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解説
アンゾフの成長マトリクスは、経営学者のH・イゴール・アンゾフ(H. Igor Ansoff)が提唱したもので、縦軸に「市場」、横軸に「製品」をとり、それぞれに「既存」「新規」の2区分を設け、4象限(市場浸透,製品開発,市場開拓,多角化)のマトリクスとしたものです。事業が成長・発展できる経営戦略を検討するために適したフレームワークです。それぞれの象限に分類された場合の戦略は次のようになっています。
- 市場浸透(既存製品・既存市場)
- 他社のマーケットシェアを奪ったり、自社の優良顧客を増やしたりすることで成長を図る戦略
- 製品開発(新規製品・既存市場)
- 現在の顧客に対して新しい製品を提案することで成長を図る戦略
- 市場開拓(既存製品・新規市場)
- 現状の製品を新しい顧客に提案することで成長を図る戦略
- 多角化(新規製品・新規市場)
- 現在の事業と関係のない新しい分野に進出することで成長を図る戦略
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