平成21年春期試験問題 午前問73

EDIを実施するための情報表現規約で規定されるべきものはどれか。

  • 企業間取引の契約内容
  • システム運用時間
  • 伝送制御手順
  • メッセージの形式
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分野:ストラテジ系
中分類:ビジネスインダストリ
小分類:e-ビジネス
解説
EDI(Electronic Data Interchange)は、異なる組織に設置されている端末間で、通信回線を介して取引のためのメッセージ(データ)を交換すること、およびそのための仕組みです。

EDIには大きく分けて以下の4つの規約(階層)があります。
レベル1 情報伝達規約
ネットワーク回線や伝送手順など文字通り情報をやり取りするための取り決め
レベル2 情報表現規約
データの構造やデータ項目など、表現法のルールなど情報データをお互いのコンピュータで理解できるようにするための取り決め
レベル3 業務運用規約
どんな情報をやり取りするか、情報の訂正方法やエラーの扱いなどの業務やシステムの運用に関する取り決め
レベル4 取引基本規約
検収時期、支払時期、支払方法などEDIにおける取引の法的有効性を確立するための取り決め
選択肢の項目が4つの規約のどれに該当するのかを考えてみると、
  • 取引基本規約で規定されるものです。
  • 業務運用規約で規定されるものです。
  • 情報伝達規約で規定されるものです。
  • 正しい。情報表現規約で規定されるものです。

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