応用情報技術者平成29年秋期 午前問43

問43

暗号化や認証機能をもち,遠隔にあるコンピュータに安全にログインするためのプロトコルはどれか。
  • L2TP
  • RADIUS
  • SSH
  • TLS
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H28春期 問43

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » セキュリティ実装技術

正解

解説

  • Layer 2 Tunneling Protocolの略。OSI基本参照モデルの第2層におけるトンネリングプロトコルです。PPPなどのデータリンク層のフレームをIPヘッダーでカプセル化することで、ルータを越えた複数の拠点間でフレームのやり取りを実現します。暗号化の機能はないため必要に応じてIPsecと併用する必要があります。
  • Remote Authentication Dial In User Serviceの略。認証情報、認証手続および利用ログの記録(アカウンティング)をネットワーク上のサーバに一元化することを目的とした認証プロトコルです。
  • 正しい。SSH(Secure SHell)は、公開鍵暗号や認証の技術を利用して、リモートコンピュータと安全に通信するためのプロトコルです。
    ネットワークを介して遠隔地のコンピュータを操作する「rlogin」や「rsh」などのUNIX系コマンドや「TELNET」などを安全に利用するための方式です。また、ポートフォワーディング機能を使って、FTP、POP、SMTPなどの暗号化機能をもたないプロトコルを安全に利用する手段としても使用されています。
  • Transport Layer Securityの略。ノード認証、暗号化通信、改ざん検知などのセキュリティ機能をOSI基本参照モデルのトランスポート層レベルで提供するプロトコルです。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop