秋季試験まで残すところ20日を切りましたね。
みなさん、ラストスパート頑張りましょう！

本題ですが、タイトルの件についてどうしても腑に落ちないところがあります。

問題文
「本文中の下線③で、CSSサーバのバックアップ方式をコールドスタンバイからホットスタンバイに変更することによって、障害発生時でも継続できるになるコールセンタの機能は何か。〔VoIPシステムの要件〕の継続性を考慮して、20字以内で答えよ。」

に対して、解答は
「オペレータへの均等着信機能」
となっています。

ただ、本文中のCSSサーバ機能要件には解答の他に「コールセンタが対応しきれない着信を営業店に自動転送する。」といった旨の要件も記載されており、なぜオペレータへの均等着信機能だけが解答になるのかが分かりません。

自分でも一通り調べてはみたのですが、これといった解説も見つからずお手上げ状態です…。
どうかご教授のほど、よろしくお願いいたします。

問4の問題文にある「[VoIPシステム要件]の継続性を考慮して」がポイントと思います。
オペレータへの均等着信機能はオペレータへの負荷分散のため常に必要(＝継続)とされる機能に対し、営業店への自動転送機能は「コールセンタが対応しきれない場合」に一時的に必要とされる機能だからではないでしょうか。

１．[VoIPシステムの要件]より、CSSサーバは、「SIPを利用して得られた、着信した電話番号や応答時間などの着信履歴のデータを、データベースに保持」しています。
↓
２．[VoIP機器の機能]表1より、SIPサーバは、「CSSサーバに問い合わせ、適切なオペレータのIP電話端末を呼び出す。CSSサーバへの問い合わせに応答がない場合は、拠点内の接続していないIP電話端末を呼び出す。」動きとなります。
↓
３．[試験稼働中の調査]中の②「CCSサーバが停止している間でも、[VoIPシステムの要件]どおりではないものの、コールセンタ内のIP電話端末に着信できた。」より、コールセンター内で呼をさばけていたものと考えられます。

CSSサーバに障害が発生した場合、コールドスタンバイの場合は、CSSサーバの切替に半日かかり、この際、CSSサーバのデータベースが停止していることになります。
上記の１、２、３より、データベースが停止している時にできない機能は、「オペレータへの均等着信機能」ということだと思います。

いかがでしょうか？

Jさん ささん

なるほど、確かに転送機能はデータベースが停止していても機能はしますし、
「継続的」に必要な機能はオペレータへの均等着信のみとなりますね。
まったく見落としていた点でした、もっと問題文の意味を考えないとだめですね…。

納得することができました。本当にありがとうございます！