平成23年秋期 午後問4について教えてください。

lenovoさん  
(No.1)
お世話になります。
平成23年秋期  午後問4の設問3の考え方について教えてください。

以下ある参考書の解説です。
「構成案1では、ブレード1の経理DBサーバ1がアクティブで、ブレード2の経理DBサーバ2がスタンバイになっていることに着目します。この構成でブレード1が故障すると、経理DBサーバ2がアクティブになり、フェイルオーバーします。
経理DBサーバ1の平均メモリ使用率は80%であり、経理DBサーバ2は20%ですから、80%-20%=60%がブレード2に追加で必要になります。」

この解説がいまいちピンときません。
なぜ80%-20%になるでしょうか?個人的な考えでは、
サーバ1の使用量をサーバ2に移すのですから、1.6G(サーバ1の使用量)+0.2G(サーバ2ですでに使っている容量)=2Gとなり、ぎりぎりメモリ追加しなくていいのでは?とか思ってしまいます。
どなたか違う観点から説明していただけないでしょうか?

また、そもそもブレード1の情報をブレード3に移す工程で、なぜブレード2がかかわってくるんでしょうか?

よろしくお願いします。

2013.10.06 02:26
げねごすさん 
(No.2)
初期状態では、
・ブレード1→3.6Gバイト(1.6Gバイトではない)
・ブレード2→3.6Gバイト(0.2Gバイトではない)
・ブレード3→未稼働
で動作しています。

ブレード1に障害が起こりブレード2にフェイルオーバ(ブレード3ではない)した後は、
・ブレード1→障害中
・ブレード2→4.8Gバイト(全ての仮想サーバはアクティブ状態)
・ブレード3→起動準備
となり、ブレードのメモリ容量(4Gバイトであって、2Gバイトではない)を0.8Gバイト超過します。フェイルバックについては割愛します。
2013.10.06 16:47
さん 
(No.3)
構成案1のメモリ容量の計算は、
ブレード1(経理APサーバ1、経理DBサーバ1、人事APサーバ2、人事DBサーバ2)
=(0.8GB、1.6GB、0.8GB、0.4GB)=計3.6GB
ブレード2(経理APサーバ2、経理DBサーバ2、人事APサーバ1、人事DBサーバ1)
=(0.8GB、0.4GB、0.8GB、1.6GB)=計3.6GB
ここまでは、よろしいかと思います。

ブレード1が故障すると、サーバ1で行われていた業務がサーバ2に移る事になります。
ここで、APサーバについては、負荷分散方式で両方で業務稼動していますが、DBサーバについては、アクティブ/スタンバイ方式ですから、経理DBサーバ2がアクティブ機に変わることになります。(フェイルオーバ)

その際、必要なメモリ容量がアクティブ機器分必要になってくるという事です。
ブレード2(経理APサーバ2、経理DBサーバ2(スタンバイ)、人事APサーバ1、人事DBサーバ1)
=(0.8GB、0.4GB、0.8GB、1.6GB)=計3.6GB
から
ブレード2(経理APサーバ2、経理DBサーバ2(アクティブ)、人事APサーバ1、人事DBサーバ1)
=(0.8GB、1.6GB、0.8GB、1.6GB)=計4.8GB
に変わります。
仮想サーバブレードサーバの物理メモリ容量は、問題文中より4GBです。

経理DBサーバの稼動に必要なメモリ容量が、フェイルオーバによって1.6GB-0.4GB=1.2GB必要になるからであり、ブレード2へのフェイルオーバ後のメモリ容量4.8GB-ブレードサーバの物理メモリ容量4GB=0.8GBの不足が発生することになります。

いかがでしょうか。



2013.10.06 19:31
lenovoさん  
(No.4)
げねごすさん、ささん回答ありがとうございました。
おかげさまで理解できました。
そもそもサーバ仮想化というものをあまり理解していなかったのが混乱の原因だったようです。
2013.10.07 22:07

返信投稿用フォーム

スパム防止のためにスレッド作成日から30日経過したスレッドへの書込みはできません。

その他のスレッド


Pagetop