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T.S.さん  
(No.1)
平成29年春の午前問22の解説で
「タイマクロックの周期は16MHzを32分周」とありますが、
周期の単位は秒や分だけでなく、Hzにも使われますか?
2019.01.20 17:28
おぢさんさん 
(No.2)
正確には周期ではなく周波数ですね。

なお周期と周波数は逆数の関係にあり、
f:周波数(Hz)、T:周期(s)とすると
T=1/fになります。
2019.01.20 23:31
マネジメント屋ですさん 
(No.3)
この投稿は投稿者により削除されました。(2019.01.20 23:39)
2019.01.20 23:39
T.S.さん  
(No.4)
返信が遅くなりまして、申し訳ありません。
周期は32分周(16MHzで)という意味合いですか?
2019.01.22 19:13
おぢさんさん 
(No.5)
もう少し明確に書きますね。

>「タイマクロックの周期は16MHzを32分周」とありますが、
>周期の単位は秒や分だけでなく、Hzにも使われますか?

Hzには使われません。
クロックの幅が周期[単位は秒]、一秒間あたりのクロックの回数が周波数[単位はHz]です。
なので解説文の日本語は間違っています。

>周期は32分周(16MHzで)という意味合いですか?

「タイマクロックの周波数は16MHzを32分周」・・・
が正しい記述と思います。

あとは解説の通りです。

まず、タイマに使用するクロックは16MHzを32分周したクロック
なのでクロック周波数は500kHz。そして、この500kHzのクロック
の1周期を時間で表すと2μ秒となります。

カウンタはこの2μ秒にカウント値を1ダウンさせるので、
カウント値150が0になるまでにかかる時間を求めると、
カウント数×1周期時間=150*2μ秒 = 300μ秒
が答えとなります。

蛇足)
クロックとは論理回路を動作させるトリガとなるもので、
通常下記のような電気波形となっています。

____↑ ̄ ̄ ̄ ̄↓____↑ ̄ ̄ ̄ ̄↓____

        |<――1周期――>|

論理回路は一般にクロックの立ち上がりに同期して動作します。
平たくいうと、クロックの上がって下がってを1回として動作しています。
この、上がって下がって全体の時間間隔がクロック周期(秒)です。
また、この上がって下がってが1秒間に何回繰り返されるかの回数が
周波数(Hz)となります。

周波数、周期ともクロックの状態を表しており、周期がわかれば周波数が、
周波数がわかれば周期が、計算によって求まるので、無意識に言葉を混同
しやすいのだと思います。
2019.01.23 19:52
T.S.さん  
(No.6)
おぢさんさん

応用情報技術者試験ドットコムの解説を読んでたら、
周期と周波数について自分は理解していなかったと思って少し不安になりましたが、
貴方の解説で自分の知識は間違っていなかったことが分かりました。

詳しい解説並びに補足の情報ありがとうございます。
2019.01.23 21:44
おぢさんさん 
(No.7)
お役に立てたようでよかったです。
2019.01.23 23:31
管理人 
(No.8)
解説を以下のように訂正させていただきました。

「タイマクロックは16MHzを32分周」という記述から、クロック周期数は以下のように求められます。

  16MHz÷32=500kHz
2019.01.24 11:05
おぢさんさん 
(No.9)
管理人様
ご訂正ありがとうございました。
2019.01.24 17:06

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