解答が「経理部員が承認を受けずに伝票を入力する」となっていますが、これ自体は別に不正ではないと思います。
「経理部員が承認を受けずに伝票を入力する」ことができる仕組みが原因で、経理部が伝票入力後に実施していたコントロールがないと不正がおきるという考え方の方がしっくりきます。
よって「経理部員が不正な伝票入力をすること」という解答を考えたのですがどうでしょうか？

どなたか教えてもらえませんか？
お願いします。

旧会計システムでは、承認を受けようが受けまいが伝票入力できることが問題で、
①承認を受けずに勝手に入力する
②承認を受けてもそれと違う内容で入力する
という不正ができます。この両方を一つで表現するなら、「経理部員が承認を受けない内容で伝票入力する」でしょうか。

私は、IPAの解答例は、上記の①だけのニュアンスであり、②を包含していない印象です(②も包含しているのだと言われれば、それまでですが)。不正として実際にありそうなのは、承認をきちんと受けておいて、その後、違う内容でちゃっかり入力する②の方だと思いますので、IPAの解答例は私は不満足です。

たくさんの「経理部員が不正な伝票入力をすること」は、IPAの解答例よりも範囲は広いですが、「不正な」が漠然としていることと、「承認」というキーワードがほしいです。

承認を受けずに勝手に入力する=不正なんですね。
実務経験がないからかまだしっくりきてませんが、そういう考え方も身につけるようにします。
とても分かりやすくありがとうございます！