平成28年秋期 午後問1 設問3(1)

にゃぬさん  
(No.1)
https://www.ap-siken.com/kakomon/28_aki/pm01.html

解答例をみると、設問の誘導文とおり着目したまま(特徴をただ引用しただけ)で、これがそのまま実害が少ないと一気に結びつけるのは、些かすっ飛ばしてるようになんとなく感じるのですが、

・各指紋特徴点だけでは元の指紋全体を再現できない。
・個人情報が同時に漏洩とは書いていない。

以上から、

誰不利かまわずにとりあえずログインはされてしまう(実害が少ない=完全には防げない)が、個人情報とは結びつかないためターゲティング化は出来ない(別の従業員が不正に入手して利用する=特定の従業員の顧客情報等が欲しい)、より強度の高い生体認証への転用は出来ない。(他の目的で利用されることへの従業員の不安=パターンマッチング方式よりも不安感は小さい)
→回答「個人情報を特定するには至らず、成りすましは困難」としておりました。

マニューシャ方式については知見が浅いため回答自体は的を射ているか分かりませんが(漏洩のされ方や、ログイン先でマイページがあったりなど)、回答プロセスの飛躍や拡大解釈等についてご鞭撻いただけますでしょうか?
2023.06.13 14:29
momochanさん 
(No.2)
指紋認証には、次の2種類の方式がある。
・マニューシャ方式
・パターンマッチング方式

このように特徴を紹介した上で、他社における指紋認証システム導入の事例を調査した結果、登録された指紋情報が漏えいすることや、他の目的で利用されることへの従業員の不安が大きいことが分かったと述べています。

でもT君は、万が一指紋情報が漏えいした場合でもマニューシャ方式なら、パターンマッチング方式のように指紋全体をデータ化するわけではないので、登録された指紋情報が漏えいして他の目的で利用されるなどの実害は少ないと考えたのでしょう。

そのマニューシャ方式が実害が少ないと考えた理由をその特徴に着目して述べよとありますので、「漏えいしても元の指紋全体を再現できないから」となるのでしょう。

指紋認証方式を採用することは決定したので、あとはマニューシャ方式にするのか、パターンマッチング方式にするのかどちらかです。
それならマニューシャ方式のほうが実害が少ないとT君は考えたのでしょう。

以上は私の感想なので希望した回答にはなっていないかもしれません。
軽く読み流していただければと思います。
2023.06.14 17:20
にゃぬさん  
(No.3)
ご高察ありがとうございました。
・着目して、(その根本理由に相当する箇所を)述べよ。なのか
・着目して、(その観点から導かれる理由を)述べよ。なのか
読解できるよう精進いたします。
2023.06.14 23:44

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