午後の理由を問う問題

麦茶さん  
(No.1)
午後の問題全般的に(NW,DB,プログラム以外)、理由を問う問題の何が解答の肝になるのかがわかりません。
字数が少ないことが多く、きちんと説明しようとすると字数がオーバーしてしまうので、削るのですが、だいたい削ったところがIPAの解答になっています。
例えば、平成21年午後問9設問4
https://www.ap-siken.com/kakomon/21_aki/pm09.html
IPAの解答は「社外では公開鍵証明書の取得と検証ができないから」となっています。
本来、
プライベート認証局を使用しているため、社員Aの公開鍵証明書の取得ができず有効性が確認できないため。
と解答したいのですが、字数が多くなるので削って「プライベート認証局を使用しているため」としてしまいました。
IPAの答えでは、社外ではなぜ公開鍵証明書を取得できないのかがわからないので、プライベート認証局を使用しているからという方が根本的な解答になるのではと思ってしまいます。
当該問題は2019.3/3に過去スレありましたし、仰っているかもわかるのですが、言われればという感じで、何度解いても、どんな問題でも同様の間違いをします。
何か、解答を絞る、設問の肝を掴むコツのようなものはありませんでしょうか。
2023.09.03 16:09
pixさん 
AP シルバーマイスター
(No.2)
私のIPAの国語的解答についての解釈をお伝えいたします。

IPAの記述問題の解答には
・一般的な国語力
・IPA独自の国語力
の2つが必要となります。
しかしAPレベルでは文字数も少なく、それほど複雑な解答は求められていません。
基本としてストレートに目的・理由を説明するのが一番解答に近づくことになります。

設問4は「~検証できない。」その理由を25字以内で延べよ。
です。
逆に考えれば、何があれば検証できるかを見極め、それがないことを解答として
答えるのが解答のメインラインになります。

スレ主様の解答例:
『プライベート認証局を使用している【ため】、社員Aの公開鍵証明書の取得が
  できず有効性が確認できない【ため】。』
はIPAに語尾が間違っています。

IPAの解答では
・目的を問われたら「ため」と答え、末尾には「。」をつけない
・理由をとわれたら「から」と答え、末尾には「。」をつけない
というルールがあります。
そのため、正しくは
『プライベート認証局を使用している【ので】、社員Aの公開鍵証明書の取得が
  できず有効性が確認できない【から】』
がIPAの文章解答となります。

また、この文章も2文に分割でき
前半:『プライベート認証局を使用している【ので】』
後半:『社員Aの公開鍵証明書の取得ができず有効性が確認できない【から】』
となります。
このうち後半の部分が直接的に「~検証できない。」とう設問の理由を表しています。

しかし、まだ文字数が25文字以上あるので、不要部分を削ります。
本解答のキーワードは『公開鍵証明書」です。このワードを残し、意味のある
文章にします。その結果として、
『社外では公開鍵証明書の取得と検証ができない【から】』
のように解答の文章に近づくことになります。

IPAの問題は高度に推敲されている現代文と考えたほうがよいです。
常に解答は「著者(IPA)の気持ちを答えなさい」です。
逆に言えば、自分の考えを答えてもIPAは点数をくれないということです。
2023.09.03 16:45
麦茶さん  
(No.3)
>pix様
丁寧なご回答ありがとうございます。
語尾の違い、「何があれば検証できるか」直接的に考えるという点、大変参考になりました。
少しはIPAの気持ちがわかるようになった気がしますので、この視点を持ってで練習したいと思います。
2023.09.04 12:41
tytrdさん 
(No.4)
この投稿は投稿者により削除されました。(2023.09.05 15:14)
2023.09.05 15:14

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