応用数学(全55問中11問目)
No.11解説へ
3台の機械A,B,Cが良品を製造する確率は,それぞれ60%,70%,80%である。機械A,B,Cが製品を一つずつ製造したとき,いずれか二つの製品が良品で残り一つが不良品になる確率は何%か。
出典:令和2年秋期 問 2
- 22.4
- 36.8
- 45.2
- 78.8
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解説
各々が独立した事象Aと事象Bがあり、起こる確率がそれぞれP(A),P(B)であるとき、事象A,Bが同時に起こる確率は次の式で求められます(確率の乗法定理)。
P(A∩B)=P(A)×P(B)
また、事象Aが起こらない確率P(A)は「1-P(A)」で表します。
設問にある二つの製品が良品で残り一つが不良品になるケースには以下の3通りがあります。
[Aが不良品、B・Cが良品の確率]
(1-0.6)×0.7×0.8=0.224
[Bが不良品、A・Cが良品の確率]
0.6×(1-0.7)×0.8=0.144
[Cが不良品、A・Bが良品の確率]
0.6×0.7×(1-0.8)=0.084
それぞれの事象は排反事象であるため、二つの製品が良品で残り一つが不良品になる確率は、上記を合計して、
0.224+0.144+0.084=0.452→45.2%
したがって正解は「ウ」です。
P(A∩B)=P(A)×P(B)
また、事象Aが起こらない確率P(A)は「1-P(A)」で表します。
設問にある二つの製品が良品で残り一つが不良品になるケースには以下の3通りがあります。
[Aが不良品、B・Cが良品の確率]
(1-0.6)×0.7×0.8=0.224
[Bが不良品、A・Cが良品の確率]
0.6×(1-0.7)×0.8=0.144
[Cが不良品、A・Bが良品の確率]
0.6×0.7×(1-0.8)=0.084
それぞれの事象は排反事象であるため、二つの製品が良品で残り一つが不良品になる確率は、上記を合計して、
0.224+0.144+0.084=0.452→45.2%
したがって正解は「ウ」です。
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