応用数学(全55問中12問目)

通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると,平均回線待ち時間,平均伝送時間,回線利用率の関係は,次の式で表すことができる。
平均回線待ち時間=平均伝送時間×回線利用率1-回線利用率
回線利用率が0から徐々に増加していく場合,平均回線待ち時間が平均伝送時間よりも最初に長くなるのは,回線利用率が幾つを超えたときか。

出典:令和元年秋期 問 3

  • 0.4
  • 0.5
  • 0.6
  • 0.7
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分野:テクノロジ系
中分類:基礎理論
小分類:応用数学
解説
平均回線待ち時間が平均伝送時間より長くなるには、回線利用率1-回線利用率が1より大きくなることが条件です。回線利用率1-回線利用率に回線利用率を当てはめていくと、回線利用率が50%(0.5)のときにちょうど1になり、50%よりも大きくなると1を超えて、平均回線待ち時間が平均伝送時間より長くなることがわかります。

したがって正解は0.5です。

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