通信に関する理論(全17問中15問目)
No.15解説へ
信頼性設計技術の中で,誤り検出した上である程度の訂正まで行いたい場合に使用する符号として,適切なものはどれか。
出典:平成18年秋期 問 6
- 巡回冗長符号(CRC)
- 垂直パリティ符号
- 水平パリティ符号
- ハミング符号
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解説
ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正できる手法です。ECCメモリ(Error Check and Correct memory)やRAID2の誤り訂正符号として使用されています。
他の方法は誤りの訂正機能をもっていないのでこれが適切です。
他の方法は誤りの訂正機能をもっていないのでこれが適切です。
- CRCは、生成多項式によって計算した誤り検出用のデータを用いて誤りを検出する方式です。単純なパリティチェックでは検出できない偶数個の誤りや連続した誤り(バースト誤り)を検出可能ですが、訂正機能は持っていません。
- 単独のパリティチェックは誤りの訂正機能をもちません。
- 単独のパリティチェックは誤りの訂正機能をもちません。
- 正しい。
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