通信プロトコル(全97問中30問目)
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IPv6アドレスの表記として,適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問34
- 2001:db8::3ab::ff01
- 2001:db8::3ab:ff01
- 2001:db8.3ab:ff01
- 2001.db8.3ab.ff01
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解説
IPv6アドレスのアドレス長は128ビットで、IPv4(32ビット)の4倍です。IPv4では32ビットを8ビットごとに区切り、それぞれを10進数で表したものを"."で連結していましたが、IPv6では128ビットを16ビットごとに区切り、それぞれを16進数で表したものを":"で連結して記述します。また、記述量を減らすために以下の2つの規則に従った短縮表記が可能となっています。
- 各16ビットセクションの先行する 0 を省略する。例えば、0012 は 12 になる。ただし、16ビットセクションが 0000 のときは 0 とする。
- 0 の16ビットセクションが連続する場合は、連続する2個のコロン(::)で表す。例えば、2001:0db8:0000:0000:0000:ff00:0042:8329 は 2001:db8::ff00:42:8329 と表す。ただし、:: は1か所にだけ使用できる。
- "::"が2か所に使用されているので誤りです。
- 正しい。IPv6表記として適切です。
- "."で連結している箇所があるので誤りです。
- 各16ビットセクションを"."で連結しているので誤りです。
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