ネットワーク方式(全55問中33問目)
No.33解説へ
インターネット接続におけるNAPTの説明として,適切なものはどれか。
出典:平成23年特別 問34
- IPアドレスとMACアドレスとの変換を行う。
- プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの1対1の変換を行う。
- プライベートIPアドレスとポート番号の組合せと,グローバルIPアドレスとポート番号の組合せとの変換を行う。
- ホスト名とIPアドレスとの変換を行う。
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解説
NAPT(Network Address Port Translation)は、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で相互変換するNATの考え方に、ポート番号でのクライアント識別を組み合わせた技術です。1つのグローバルIPアドレスで複数のプライベートIPアドレスを持つノードを同時にインターネットに接続させることが可能です。IPマスカレードとも呼ばれます。
NAPT対応機器は、クライアントのプライベートIPアドレスとポート番号をグローバルIPアドレスと任意のポート番号に変換し、変換前の情報を変換テーブルに記録しておきます。インターネットから応答が返ってきたときには宛先ポート番号を見て対応するプライベートIPアドレスを探し、変換前の情報に戻してクライアントに送信します。
NAPT対応機器は、クライアントのプライベートIPアドレスとポート番号をグローバルIPアドレスと任意のポート番号に変換し、変換前の情報を変換テーブルに記録しておきます。インターネットから応答が返ってきたときには宛先ポート番号を見て対応するプライベートIPアドレスを探し、変換前の情報に戻してクライアントに送信します。
- ARP(Address Resolution Protocol)またはReverseARPの説明です。
- NAT(Network Address Translation)の説明です。
- 正しい。NAPTでは、プライベートIPアドレスとポート番号の組と、グローバルIPアドレスとポート番号の組を相互に変換します。
- DNS(Domain Name System)の説明です。
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