ネットワーク方式(全55問中39問目)
No.39解説へ
M/M/1の待ち行列モデルを用いて,二つのネットワークを接続するゲートウェイの1方向のデータ転送を考える。1秒間にゲートウェイ内で転送処理できるパケット数が150,ゲートウェイに到着するパケット数が120とすると,各パケットのゲートウェイ内平均待ち時間(処理時間を含まない)は何ミリ秒か。
出典:平成20年秋期 問30
- 8.3
- 21.3
- 26.7
- 33.3
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解説
待ち行列モデルで平均待ち時間などを計算する場合には、まず平均サービス時間および利用率を求めます。
この問題の場合、平均サービス時間は"パケット1つがゲートウェイで転送処理を受ける時間"に相当するので、以下の値になります。
平均サービス時間=1/150秒
利用率は、
設問中に公式は提示されていませんが、待ち行列モデルで平均待ち時間を求める公式は次のようになっています。
平均待ち時間=利用率1-利用率×平均サービス時間
各値に実値を代入して計算すると、
{0.8/(1 - 0.8)}×1/150
=(0.8/0.2)×1/150
=4×1/150
=4/150
=0.02666…≒0.0267
以上から、各パケットのゲートウェイ内平均待ち時間(処理時間を含まない)は、約26.7ミリ秒とわかります。
この問題の場合、平均サービス時間は"パケット1つがゲートウェイで転送処理を受ける時間"に相当するので、以下の値になります。
平均サービス時間=1/150秒
利用率は、
- ゲートウェイの処理能力=150個/秒
- 到着するパケット数=120個/秒
設問中に公式は提示されていませんが、待ち行列モデルで平均待ち時間を求める公式は次のようになっています。
平均待ち時間=利用率1-利用率×平均サービス時間
各値に実値を代入して計算すると、
{0.8/(1 - 0.8)}×1/150
=(0.8/0.2)×1/150
=4×1/150
=4/150
=0.02666…≒0.0267
以上から、各パケットのゲートウェイ内平均待ち時間(処理時間を含まない)は、約26.7ミリ秒とわかります。
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