ネットワーク方式(全55問中42問目)
No.42解説へ
ダイヤルアップルータやブロードバンドルータが,IPマスカレード機能(NAPT)を実現するために管理している情報はどれか。
出典:平成20年春期 問52
- IPアドレスと,ネットワークインタフェースカード固有のMACアドレスとの対応
- 一定時間内にアクセスしたURLとそのページの内容
- プライベートIPアドレス及びそのポート番号と,グローバルIPアドレス及びそのポート番号との対応
- ホスト名と,ISPへ接続するたびに変わるグローバルIPアドレスとの対応
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解説
NAPT(Network Address Port Translation)は、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で相互変換するNATの考え方に、ポート番号でのクライアント識別を組み合わせた技術です。ホストごとにユニークなポート番号を割り当てるので1つのグローバルIPアドレスで複数のプライベートIPアドレスを持つノードを同時にインターネット接続させることが可能です。IPマスカレードとも呼ばれます。
パケットを内部から外部に中継する場合は、パケットの発信元プライベートアドレスをルータ(またはファイアウォール)自身のグローバルアドレスに変換するとともに発信元ポート番号に任意のあいているポートを割り当てます。逆に外部から内部に応答パケットを中継する場合は、宛先アドレス&ポート番号に発信時に保存しておいたプライベートアドレスとポート番号を設定し内部のノードにパケットを通します。
したがって正解は「ウ」になります。
パケットを内部から外部に中継する場合は、パケットの発信元プライベートアドレスをルータ(またはファイアウォール)自身のグローバルアドレスに変換するとともに発信元ポート番号に任意のあいているポートを割り当てます。逆に外部から内部に応答パケットを中継する場合は、宛先アドレス&ポート番号に発信時に保存しておいたプライベートアドレスとポート番号を設定し内部のノードにパケットを通します。
したがって正解は「ウ」になります。
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