通信プロトコル(全97問中44問目)
No.44解説へ
ほかのコンピュータ上にあるデータやサービスを呼び出すためのプロトコルで,メッセージ記述がXMLのヘッダとボディで構成されているものはどれか。
出典:平成28年秋期 問35
- CORBA
- DCOM
- SIP
- SOAP
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解説
SOAP(ソープ:Simple Object Access Protocol)は、ソフトウェア同士がメッセージを交換する遠隔手続き呼び出し(RPC)のためのプロトコルです。汎用なデータ形式であるXMLに基づいて記述されていて、Webサービスにとって有効な手段の一つとなっています。
AmazonのWebサービスを例にすると、ソフトウェアが商品データを要求するときにXML形式であるSOAPリクエストを発行し、それに対してWebサービス側からも要求に基づいて商品データがSOAPメッセージとして戻るという仕組みです。
もうひとつXML関連の技術としては、REST(Representational State Transfer)も押さえておきましょう。簡単に言うとHTTPのGETメソッドでリクエストを送信するとXML形式のデータが返ってるものです。例えばAmazonで指定されたURLに対して要求したいサービスを示すパラメータを指定したリクエストを送ると、商品情報などが含まれるXMLデータを取得することができます。
AmazonのWebサービスを例にすると、ソフトウェアが商品データを要求するときにXML形式であるSOAPリクエストを発行し、それに対してWebサービス側からも要求に基づいて商品データがSOAPメッセージとして戻るという仕組みです。
もうひとつXML関連の技術としては、REST(Representational State Transfer)も押さえておきましょう。簡単に言うとHTTPのGETメソッドでリクエストを送信するとXML形式のデータが返ってるものです。例えばAmazonで指定されたURLに対して要求したいサービスを示すパラメータを指定したリクエストを送ると、商品情報などが含まれるXMLデータを取得することができます。
- Common Object Request Broker Architectureの略。様々なコンピュータ上で様々なプログラミング言語で書かれたソフトウェアコンポーネントの相互利用を可能にするものです。
- Distributed Component Object Modelの略。ネットワーク上に分散配置されたコンピュータ上のソフトウェアコンポーネント同士が通信するためのマイクロソフト社独自の技術です。
- Session Initiation Protocolの略。ユーザー間で、音声や映像などのマルチメディア通信のセッションの確立、変更、切断を行うプロトコルです。
- 正しい。
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