情報セキュリティ(全143問中118問目)

No.118解説へ
公開鍵暗号方式に関する記述として,適切なものはどれか。

出典:平成20年秋期 問71

  • DESやAESなどの暗号方式がある。
  • RSAや楕(だ)円曲線暗号などの暗号方式がある。
  • 暗号化鍵と復号鍵が同一である。
  • 共通鍵の配送が必要である。
正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
解説
公開鍵暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を使用する暗号方式です。暗号化鍵は誰もが使用できるように公開しておき(公開鍵)、復号鍵は受信者が厳重に管理します(秘密鍵)。
暗号化鍵と復号鍵は一対のペアとして生成され、1つの暗号化鍵で暗号化されたデータは、その鍵のペアである復号鍵でしか元のデータに戻せないため、復号を行えるのは正当な受信者のみであることが保証されています。

非常に大きな数の素因数分解が困難であることを利用した「RSA暗号」が公開鍵暗号の代表的存在ですが、この他にも楕円曲線上の演算規則を利用した「楕円曲線暗号」や、離散対数問題を応用した「エルガマル暗号」などがあります。
  • DESやAESは共通鍵暗号方式の一種です。
  • 正しい。
  • 公開鍵暗号方式では、暗号化と復号に異なる鍵を使用します。
  • 公開鍵暗号方式では、共通鍵は使用しません。

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