情報セキュリティ(全143問中126問目)
No.126解説へ
暗号方式の特徴のうち,適切なものはどれか。
出典:平成19年春期 問71
- 共通鍵暗号方式では,送信側と受信側で異なった鍵を用いるので,鍵の機密性が高い。
- 共通鍵暗号方式では,通信相手ごとに異なった鍵を用いると,通信相手が多くなるに従って,鍵管理の手間が増える。
- 公開鍵暗号方式で通信文を暗号化して内容を秘密にした通信をするときには,復号鍵を公開することによって,鍵管理の手間を減らす。
- 公開鍵暗号方式では,署名に用いる鍵は公開しても構わない。
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解説
共通鍵暗号方式では、n人が相互に暗号化通信を行う場合「n×(n-1)÷2」種類の鍵が必要になります。(100人の場合で4950個)これに対して公開鍵暗号方式では「2n」個(100人の場合で200個)で済みます。
したがって共通鍵暗号方式を公開鍵暗号方式と比較した場合、鍵管理が煩雑になるという特徴があるといえます。
したがって共通鍵暗号方式を公開鍵暗号方式と比較した場合、鍵管理が煩雑になるという特徴があるといえます。
- 共通鍵暗号方式では送信側と受信側で同じ鍵を用います。
- 正しい。
- 公開鍵暗号方式では暗号化鍵を公開し、復号鍵は受信者自身が秘密鍵として厳重に管理します。
- デジタル署名では復号鍵で署名を行います。復号鍵は受信者が秘密鍵として管理しなくてはなりません。
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