情報セキュリティ(全143問中43問目)
No.43解説へ
クロスサイトスクリプティングの手口はどれか。
出典:平成30年春期 問37
- Webアプリケーションのフォームの入力フィールドに,悪意のあるJavaScriptコードを含んだデータを入力する。
- インターネットなどのネットワークを通じてサーバに不正にアクセスしたり,データの改ざんや破壊を行ったりする。
- 大量のデータをWebアプリケーションに送ることによって,用意されたバッファ領域をあふれさせる。
- パス名を推定することによって,本来は認証された後にしかアクセスが許可されていないページに直接ジャンプする。
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解説
クロスサイトスクリプティング(XSS)は、動的にWebページを生成するアプリケーションのセキュリティ上の不備を意図的に利用して、悪意のあるスクリプトを混入させることで、攻撃者が仕込んだ操作を実行させたり、別のサイトを横断してユーザーのクッキーや個人情報を盗んだりする攻撃手法です。
XSS脆弱性のあるWebアプリケーションでは、以下の影響を受ける可能性があります。
XSS脆弱性のあるWebアプリケーションでは、以下の影響を受ける可能性があります。
- サイト攻撃者のブラウザ上で、攻撃者の用意したスクリプトの実行によりクッキー値を盗まれ、利用者が被害にあう。
- 同様にブラウザ上でスクリプトを実行され、サイト利用者の権限でWebアプリケーションの機能を利用される。
- Webサイト上に偽の入力フォームが表示され、フィッシングにより利用者が個人情報を盗まれる。
- 正しい。クロスサイトスクリプティングの手口です。
- クラッキングの手口です。
- バッファオーバーフロー攻撃の手口です。
- ディレクトリトラバーサル攻撃の手口です。
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