ソフトウェア構築(全33問中16問目)
No.16解説へ
ブラックボックステストにおけるテストケースの設計に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:平成23年秋期 問47
- 実データからテストデータを無作為に抽出して,テストケースを設計する。
- 実データのうち使用頻度が高いものを重点的に抽出して,テストケースを設計する。
- プログラムがどのような機能を果たすのかを仕様書で調べて,テストケースを設計する。
- プログラムの全命令が少なくとも1回は実行されるように,テストケースを設計する。
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解説
ブラックボックステストは、システムの内部構造とは無関係に外部から見た機能について検証するテスト方法です。入力と出力だけに着目して様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを確認します。テストケース作成手法として、同値分割、境界値分析、原因結果グラフ、エラー推測などがあります。
ブラックボックステストとは逆に、ソフトウェアの内部構造に基づき、ソフトウェアが正しく実装されているかを確認するテストを「ホワイトボックステスト」といいます。
ブラックボックステストとは逆に、ソフトウェアの内部構造に基づき、ソフトウェアが正しく実装されているかを確認するテストを「ホワイトボックステスト」といいます。
- ブラックボックステストのテストケースは、同値分割、限界値分析、原因結果グラフなどの手法を用いて作成します。
- 使用頻度が高いものだけでなく、低いものも含めたテストケースを作成する必要があります。
- 正しい。システムの内部構造を意識せず、仕様書どおりに正しく機能するかを確認するために必要となるテストケースを用意します。
- ホワイトボックステストのテストケース作成法です。
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