ソフトウェア構築(全33問中28問目)

あるプログラムについて,流れ図で示される部分に関するテストを,命令網羅で実施する場合,最小のテストケース数は幾つか。ここで,各判定条件は流れ図に示された部分の先行する命令の結果から影響を受けないものとする。
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出典:平成18年秋期 問44

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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア構築
解説
ホワイトボックステストにおける網羅性のレベルである「命令網羅」とは、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計することです。

網羅性のレベルには以下の5種類があります。
命令網羅
すべての命令を少なくとも1回は実行する。
判定条件網羅
判定条件の真偽を少なくとも1回は実行する。
条件網羅
判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
判定条件・条件網羅
判定条件網羅と条件網羅を組み合わせてテストケースを設計する。
複数条件網羅
判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。
問題文の流れ図のテストを命令網羅で実行すると以下のようになり、この例では3個のテストケースですべての命令を検証することができます。
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