ソフトウェア方式設計・詳細設計(全62問中33問目)
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解説
ソフトウェアの品質特性とは、ソフトウェアの品質を評価する基準となるものです。
ISO/IEC9126(JIS X 0129)において、機能性,信頼性,使用性,効率性,保守性,移植性の6つの特性と、それぞれの品質特性をさらに細分化した21の副特性が定められています。各品質特性の意味については以下の通りです。
ISO/IEC9126(JIS X 0129)において、機能性,信頼性,使用性,効率性,保守性,移植性の6つの特性と、それぞれの品質特性をさらに細分化した21の副特性が定められています。各品質特性の意味については以下の通りです。
- 機能性(Functionality)
- 目的から求められる必要な機能の実装の度合い
副特性として合目的性,正確性,相互運用性,標準適合性,セキュリティが含まれる。 - 信頼性(Reliability)
- 機能が正常動作し続ける度合い,障害の起こりにくさの度合い
副特性として成熟性,障害許容性,回復性が含まれる。 - 使用性(Usability)
- 分かりやすさ、使いやすさの度合い
副特性として理解性,習得性,運用性が含まれる。 - 効率性(Efficiency)
- 目的達成のために使用する時間や資源の度合い
副特性として時間効率性,資源効率性が含まれる。 - 保守性(Maintainability)
- 保守(改訂)作業に必要な労力の度合い
副特性として解析性,変更性,安定性,試験性が含まれる。 - 移植性(Portability)
- 移植のしやすさ,別の環境へ移した際そのまま動作する度合い
副特性として環境適用性,設置性,規格適合性,置換性が含まれる。
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