ソフトウェア方式設計・詳細設計(全62問中50問目)
No.50解説へ
a~cの説明とレビューとの対応について,適切な組合せはどれか。
- 参加者全員が持ち回りでレビュー責任者を務めながらレビューを行うので,参加者全員の参画意欲が高まる。
- レビュー対象物の作成者が説明者になり,入力データの値を仮定して,手続をステップごとに机上でシミュレーションしながらレビューを行う。
- あらかじめ参加者の役割を決めておくとともに,進行役の議長を固定し,レビューの焦点を絞って迅速にレビュー対象を評価する。
出典:平成19年秋期 問44
正解 エ問題へ
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解説
レビューとは、システム開発の各段階でその成果物に誤りがないかを確認・検証することです。効果的にレビューを行うためにいくつかの手法が考案されています。
- インスペクション
- 事前に役割を決められた参加者が責任のある第三者(モデレーター)の下で成果物を確認する、最も公式なレビュー技法。
- ウォークスルー
- 開発者が主体となりプログラムのステップごとにシミュレーションを行いながらエラーの早期発見を目的として確認していく手法。開発メンバーで実施されることが多く、管理者は原則的に参加させないという特徴がある。
- ラウンドロビン
- レビュー参加者が持ち回りで責任者を務めながらレビューを遂行していく手法。参加者の意欲が高まる効果が期待できる。
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