ソフトウェア方式設計・詳細設計(全62問中54問目)
No.54解説へ
モジュール結合度が最も弱いモジュールはどれか。
出典:平成18年秋期 問41
- 単一のデータ項目を大域的データで受け渡すモジュール
- 単一のデータ項目を引数で受け渡すモジュール
- データ構造を大域的データで受け渡すモジュール
- データ構造を引数で渡すモジュール
正解 イ問題へ
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解説
モジュール結合度とは、モジュール同士の関連性の強さを示す概念です。モジュール同士の結合度合いが強ければ、関連するモジュールに変更があった場合の影響は大きく、反対に結合度が弱ければ影響を受けにくくなります。独立性と保守性の観点から、モジュール結合度は低いほど良いとされています。
モジュール結合度は、データの受け渡し方法などにより全部で6種類に分類されます。
モジュール結合度は、データの受け渡し方法などにより全部で6種類に分類されます。
- データ結合(弱い↑)
- 処理に必要なデータだけを単一のパラメータとして受け渡している。
- スタンプ結合
- 処理に必要なデータだけをレコードや構造体などのデータ構造として受け渡している。
- 制御結合
- もう1つのモジュールの制御要素を受け渡している。
- 外部結合
- 外部宣言された共通データを参照している。
- 共通結合
- 共通域に宣言された共通データを参照している。
- 内容結合(強い↓)
- お互いのモジュール内部を直接参照・分析している。
- 外部結合の説明です。
- データ結合です。モジュール結合度が最も弱くなります。
- 共通結合の説明です。
- スタンプ結合の説明です。
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