サービスの運用(全30問中16問目)
No.16解説へ
情報システムの障害対策の一つである縮退運用の説明はどれか。
出典:平成27年春期 問56
- システムを一斉に停止させるのではなく,あらかじめ決められた手順で段階的に停止させること
- 実行中のジョブが異常終了したとき,他のジョブに影響を与えないように,システムの運用を続行すること
- 障害箇所を切り離し,機能又は性能が低下してもシステムを稼働させ続けること
- 障害が発生した時点で,その後に実行する予定のジョブのスケジュールを変更すること
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解説
縮退運用は、システムの一部に障害が発生したときに、その障害部分を切り離し、処理速度や一部機能の制限をしてもシステム全体としては停止することなく稼働させ続ける方式です。フォールバック(fall back)ともいいます。
例えば2台のサーバで構成される負荷分散システムにおいて、片方のサーバが故障したときに、処理能力の低下を許容して残った片方のサーバのみで処理を続けることが縮退運用に該当します。
したがって「ウ」が適切な記述です。
例えば2台のサーバで構成される負荷分散システムにおいて、片方のサーバが故障したときに、処理能力の低下を許容して残った片方のサーバのみで処理を続けることが縮退運用に該当します。
したがって「ウ」が適切な記述です。
- グレースフルシャットダウンの説明です。
- パーティショニングの説明です。
- 正しい。縮退運転(フォールバック)の説明です。
- リカバリージョブに関する説明です。
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