サービスの設計・移行(全12問中3問目)
No.3解説へ
A社は,自社がオンプレミスで運用している業務システムを,クラウドサービスへ段階的に移行する。段階的移行では,初めにネットワークとサーバをIaaSに移行し,次に全てのミドルウェアをPaaSに移行する。A社が行っているシステム運用作業のうち,この移行によって不要となる作業の組合せはどれか。
〔A社が行っているシステム運用作業〕
〔A社が行っているシステム運用作業〕
- 業務システムのバッチ処理のジョブ監視
- 物理サーバの起動,停止のオペレーション
- ハードウェアの異常を警告する保守ランプの目視監視
- ミドルウェアへのパッチ適用
出典:令和5年春期 問57
正解 ウ問題へ
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解説
IaaS(Infrastructure as a Service)では、物理サーバやネットワークなどのインフラがサービスとして提供され、それらの維持管理はサービス提供者が行います。PaaS(Platform as a Service)では、アプリケーションを開発し、稼働するための環境がサービスとして提供され、それらの維持管理はサービス提供者が行います。
- アプリケーションの運用はA社で行います。
- 物理サーバの起動、停止は、IaaSの業者が行うので不要となります。
- ハードウェア監視も、IaaSの業者が行うので不要となります。
- ミドルウェアのパッチ適用は、PaaSの業者が行うので不要となります。
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