サービスマネジメントプロセス(全38問中31問目)
No.31解説へ
ITサービスマネジメントのイベント管理における,フィルタリングのレベルの設定方針のうち,適切なものはどれか。
出典:平成24年春期 問55
- 既知のエラーに関するイベントだけを,検出するようにレベルを設定する。
- ささいなイベントも漏らさず,全てを検出できるようにレベルを設定する。
- 事前に設計され,合意された設定レベルを変更せずに固定する。
- 有効性評価プロセスでの評価結果に基づき,設定レベルを継続的に見直す。
正解 エ問題へ
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解説
ITIL v3では、ITIL v2でインシデントと分類されていた事象のうちITサービスに影響する軽微なものをイベントと定義しイベント管理プロセスで監視・確認することとしています。
イベントの検知は監視ツールなどを用いて行われるので適切なフィルタリング設定を行うことが求められます。
イベントの検知は監視ツールなどを用いて行われるので適切なフィルタリング設定を行うことが求められます。
- 未知のエラーを検出できないので誤りです。
- ITサービスに影響が無いイベントまでを通知対象とすると本来必要とされる以上の対応作業コストが生じてしまうため非効率です。
- 有効性を保つために設定レベルを定期的に見直すことが必要です。
- 正しい。
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