システム監査(全82問中4問目)
No.4解説へ
システム監査基準(令和5年)が規定している監査調書の説明として,最も適切なものはどれか。
出典:令和6年春期 問58
- 監査の結論に至った過程を明らかにし,監査の結論を支える合理的な根拠とするための記録
- 監査の目的に応じた適切な形式によって作成し,監査依頼者に提出する,監査の概要と監査の結論を記載した要約版の報告書
- システム監査対象ごとに,具体的な監査スケジュールを定めた詳細計画
- システム監査の中長期における方針等を明らかにすることを目的として作成する文書
広告
解説
監査調書は、監査手続の実施内容や発見した問題点、収集した情報およびそれらの分析結果、監査人の結論などをまとめた文書です。システム監査基準では「実施した監査手続、入手した監査証跡及び監査人が到達した結論の記録」と定義されています。監査調書は、監査報告書に記載される監査結果、監査意見、改善勧告などの根拠となるものであるため、秩序ある形式で作成し、適切に保管しておく必要があります。
したがって「ア」が正解となります。
したがって「ア」が正解となります。
- 正しい。監査調書の説明です。
- 監査調書は、監査報告書の要約版ではありません。
- 個別監査計画書の説明です。
- 中長期計画書の説明です。
広告