システム監査(全82問中66問目)
No.66解説へ
“システム管理基準”において,システムテストの監査におけるチェックポイントのうち,適切なものはどれか。
出典:平成24年春期 問58
- テスト計画は事前に利用者側の責任者だけで承認されていること
- テストは独立性を考慮して,利用者側の担当者だけで行われていること
- テストは本番環境で実施されていること
- 例外ケースや異常ケースを想定したテストが行われていること
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解説
システム管理基準では、システムテストについて次の項目を定義しています。
- システムテスト計画は、開発及びテストの責任者が承認すること。
- システムテストに当たっては、システム要求事項を網羅してテストケースを設定して行うこと。
- テストデータの作成及びシステムテストは、テスト計画に基づいて行うこと。
- システムテストは、本番環境と隔離された環境で行うこと。
- システムテストは、開発当事者以外の者が参画すること。
- システムテストは、適切なテスト手法及び標準を使用すること。
- システムテストの結果は、ユーザー、開発、運用及び保守の責任者が承認すること。
- システムテストの経過及び結果を記録及び保管すること。
- 「システムテスト計画は、開発及びテストの責任者が承認すること」とされているので不適切です。
- 「システムテストは、開発当事者以外の者が参画すること」とされているので不適切です。
- 「システムテストは、本番環境と隔離された環境で行うこと」とされているので不適切です。
- 正しい。「システムテストに当たっては、システム要求事項を網羅してテストケースを設定して行うこと」とされています。
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