データ構造(全40問中34問目)
No.34解説へ
データ構造に関する記述のうち,B木の説明として適切なものはどれか。
出典:平成18年春期 問 9
- ある特定のアルゴリズムに従って,レコードのキー値から物理的な格納アドレスを求めてレコードを格納する。
- 索引部の各ノードのキー値を中心にして,小さい側のレコード数と大きい側のレコード数の比率が,ある範囲内に収まるように動的に再配置しながら格納する。
- レコードの物理的配置とは独立に,論理的にレコードをつなぐポインタによって,レコードを関係づけて格納する。
- レコードをキー値の昇順にしてトラックなどのアクセス単位(ページ)ごとに格納し,各ページ内の最大キー値とそのページの番地をもつ索引を作る。
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解説
B木は、木構造内のノードの容量の尺度である次数kを基準にして下記の特徴をもつ多分木です。
k次のB木では、節点が持てる子の数が"k以上2k以下"という特徴があり、データの挿入や削除が行われた場合には、この範囲内に収まるように動的再構成が行われます。
- 根は1以上2k個以下のキーをもつ
- 根以外の節はk以上2k個以下のキーをもつ
- 根から全ての葉までの深さが同じである
k次のB木では、節点が持てる子の数が"k以上2k以下"という特徴があり、データの挿入や削除が行われた場合には、この範囲内に収まるように動的再構成が行われます。
- ハッシュ法の説明です。
- 正しい。
- リスト構造の説明です。
- 索引編成ファイルの構造についての説明です。
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