メモリ(全72問中32問目)
No.32解説へ
MMU(Memory Management Unit)の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成27年秋期 問10
- CPUからのページフォールトを受けて,物理ページのスワップを行う。
- CPUが指定した仮想アドレスを物理アドレスに対応させる。
- OSの一部分であり,キャッシュ制御機能及びバス調整機能を有する。
- 主記憶のデータの一部を保持し,CPUと主記憶の速度差を吸収する。
広告
解説
MMU(Memory Management Unit,メモリ管理機構)は、主記憶を管理するためのハードウェア機構で、アドレス変換機能やメモリ保護機能、キャッシュ制御機能、及びバス調停機能などを持っています。
このうちアドレス変換機能とは、仮想記憶で扱う論理アドレスと実アドレス(物理アドレス)の対応付けを TLB(Translation Lookaside Buffer)で管理し、CPUからのアクセス要求に応じて2つのアドレスを高速に相互変換する機能です。
このうちアドレス変換機能とは、仮想記憶で扱う論理アドレスと実アドレス(物理アドレス)の対応付けを TLB(Translation Lookaside Buffer)で管理し、CPUからのアクセス要求に応じて2つのアドレスを高速に相互変換する機能です。
- MMUはページフォールトをOSに通知する役割を持ちます。
- 正しい。MMUの説明です。
- MMUはハードウェア部品のためOSの一部ではありません。
- キャッシュメモリの説明です。
広告