プロセッサ(全68問中5問目)
No.5解説へ
スマートフォンなどで高い処理性能と低消費電力の両立のために、異なる目的に適した複数の種類のコアを搭載したプロセッサはどれか。
出典:令和5年秋期 問 8
- スーパースカラプロセッサ
- ソフトコアプロセッサ
- ヘテロジニアスマルチコアプロセッサ
- ホモジニアスマルチコアプロセッサ
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解説
- スーパースカラプロセッサは、パイプライン機構を複数用意し、同じステージ(命令フェッチ、命令デコード、メモリアクセス、演算、書込みの各段階)を並列して実行できるよう設計されたプロセッサです。
- ソフトコアプロセッサは、CPUの構成要素が必要に応じて機能するように、FPGAのロジック構造を用いてプログラミングできるプロセッサです。
- 正しい。ヘテロジニアスマルチコアプロセッサは、1つのチップにアーキテクチャ、規模、特徴などが異なる種類のCPUコアを搭載するプロセッサです。ヘテロジニアス(heterogeneous)は「異種の」という意味です。リアルタイム処理とそれ以外の処理の性能、CPUとGPU、データ処理とコントロール処理、汎用CPUと特化CPU、通常のコアと省電力コアなどの組合せなどがあります。
- ホモジニアスマルチコアプロセッサは、1つのチップに同じ種類のCPUコアを複数個搭載するプロセッサです。ホモジニアス(homogeneous)は「同種の」という意味です。
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